数学と算数の違いと数学の重要性

数学と算数はどう違うか

数学と算数は何が違うの?

 

塾で教えていると結構しょっちゅう子どもたちから聞かれます。これって子どもたちに説明するのは非常に難しいんです。実は子どもたちが納得するような

 

はっきりとした定義のようなものはありません。小学校で学べば算数で中学校では数学になります。

 

比例という単元は算数か数学か?

 

と聞かれても、小学校と中学校のどちらでも学ぶので何とも言えません。ただ、一つ言えるのは算数から数学になると学ぶ内容が大きく変わるということです。ざっくり言うと

 

具体的なものから抽象的な考えへ

 

というふうに変わります。算数では、速さ、割合、比、面積など日常大人が生活していく上で何かしらの形でふれるものを中心に学んでいきます。それは、子どもたちも感じとれるものです。

 

しかし、数学になると関数や方程式など非常に抽象的になります。目に見えにくいものになります。だから、数学が苦手な子どもたちは決まって

 

こんなの大人になっても使わんし…

 

というわけです。確かに、大人になって関数や方程式をノートに解いているのは塾講師や学校の先生ぐらいです。しかし、日常の中に数学の知識は使っているんです。

 

例えば、野球の中には確率の世界がありますし、ボールの軌道などには関数だって入っています。お店の売り上げやコストを考えるときなんかには方程式の力関数の力が必要です。ただ、それが中学校での数学のように机の上でノートに向かって式を立てて行うものではないので、子どもたちの目に見えないだけです。

 

物づくりにも関数や図形の力、道路工事・土木工事にだって数学の力は必要です。

 

数学の証明だって、ビジネスには当たり前の

 

理論立てて話す

 

という力を養うために必要なんです。

 

私は、子どもたちには

 

君たちにはいろんな将来が待ちかまえているし、いろんな選択肢がある。そしてどの道に進んでも数学の力は必要になる。今はまだ目に見えていないけれど必ず役に立つ。

 

それは大人が、「数学を勉強して損した」と誰も言わないことからわかるでしょう?

 

というふうに伝えています。

算数が苦手だと数学も苦手か

これははっきり言います。

 

間違いなくイエスです

 

算数が苦手な人が中学校で数学になったとたんに得意科目になったということは聞きません。もちろん、勉強の方法を変えたことによって算数が苦手だった人が後々、数学が得意になったというのはあります。

 

しかし、ほとんどの場合、算数が苦手なのに何も手を打たないと中学校での数学は大変なことになります。
計算、速さ、比、割合、図形…全て中学校の数学とリンクします。

 

逆に小学校の内容がきちんと理解出来ていれば中学校の数学は割とすんなり入ります。

 

今、もし小学校の算数ですでに理解が遅れている子どもがいれば、今の内に

 

苦手を克服しておくべきです。

 

小学生は中学生に比べて時間があります。じっくり苦手克服を出来ます。

 

それは塾にやりなさいというわけではありません。私がお勧めする勉強法はむしろ小学生により効果的だと思います。

 





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